小学生が英検に合格するためには、適切なテキストを選ぶことが重要です。しかし、多種多様な英検対策テキストが販売されているため、どのテキストを選んだらよいか悩む方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は小学生に焦点を当てて作られた英検対策テキスト「小学生のための はじめての英検5級・4級・3級(学研プラス)」についてご紹介したいと思います。
小学校の英語教育では、会話を重視して指導されており、本テキストも会話表現を中心に学ぶことができるようになっています。
英語への抵抗感が少なく、体感的に英語を習得できるよう、むずかしい文法用語は使用されず、学習者にとってわかりやすい構成となっています。
小学生のための はじめての英検5級・4級・3級(学研プラス)
本テキストの特長
1.イメージしやすいイラストや写真が多く使われている
小学生は視覚的な情報を重視するため、イラストや写真が多く使われているテキストを選ぶことが重要です。それにより、視覚的に理解しやすく、単語や表現が覚えやすくなります。
本テキストはこの点で優れています。イラストを豊富に使ってさまざまな表現を紹介しています。はじめて英語を学ぶ小学生も会話の場面をイメージしながら楽しく英検対策ができます。
2.むずかしい文法用語なしで話し言葉に近い英語が使われている
小学生は、話し言葉に慣れているため、会話の中で使われる表現が重要になります。会話表現に力を入れたテキストを選ぶことで、小学生が英語を身近に感じられるようになり、英語に興味を持ちやすくなります。
本テキストはむずかしい文法用語を使わないでわかりやすい解説しています。さらに学校と同じような説明方法で、表現の意味や単語が解説されているため、 自分ひとりで解くことができます。
3.英検の過去問に基づいた内容
英検に合格するためには、過去問を解くことが大切です。英検の過去問に基づいた内容が収録されているテキストを選ぶことで、実際の英検に近い問題に慣れることができます。
本テキストは、英検の過去問を分析し、重要な会話表現がまとめられています。英検に出題されやすい場面・シーンが中心なので効率よく学習できます。
まとめ
個人差はありますが、小学生が英検に合格するために点数を稼ぎやすいのはリスニング、リーディングの会話文問題だと考えられます。リスニング、会話文に出てくる英語は比較的簡単な表現なので、特に文法知識がなくても理解できれば高得点が可能です。
このリスニング・会話表現を鍛え、基礎的なライティング練習(※英検3級の場合)をして、英検で求められる語彙を増やしていけば、総合点で合格基準点を越えていきます。したがって、長文読解対策(※5級に長文問題はない)をあまりやらなくても十分合格可能だということです。
本テキストは、まさにリスニング・会話文対策に直結する会話問題中心で、各Lessonで語彙を増やしていけるような構成になっています。長文問題対策は後半の一部のページだけです。
本テキストで一通り学習した後に、過去問を解いて実践的な演習を行うと一層効果的です。小学生向けの英検対策テキストを探している方にとって本テキストは検討の価値があります。
実際に当スクールの小学生向けの英検対策講座でもこのシリーズを実際に使用しており、とても好評です。